近年、普通のカーテンよりメカ類が増えてきています。
メカものとは機械を操作して昇降・開閉するものの通称です。
一般的なところではブラインドやロールスクリーンやローマンシェードなど。
ここでは「へぇ〜」というようなちょっとこだわりのメカもの紹介してみます。
操作による動きを良く理解して自分にあったスタイルを見つけてみましょう。
そして「おっ!!」というものがあれば、できれば、ショールームなどで実物を動かしてみていただく事をおすすめします。
                            アルペジオ・センターレース ニチベイ
羽根が一枚おきにレース生地になっており、コード操作で回転を止める位置により2タイプの羽根を使えます。
縦型ブラインドでドレープとレース機能を備えた感じです。
太陽光は入れたいけど視線が気になるという日本人的発想なのでしょう。
でも住まい方にあわせてこういう発想ってニチベイすごいです!
縦型スタイルご希望で、羽根の角度によってチラッと見えるのが気になる方には一石ニ鳥ですね。
ただし、透明羽根+不透明羽根で枚数が増えるので開けた時のたまり巾も大きくなります。
  
  
プリーツスクリーン・ツインスタイル ニチベイ
要するに細かく折りたたまれたジャバラ型のスクリーンです。
レースとドレープが1台になってるスタイルで、透けてる生地と目隠しできる生地を上下で組み合わせて光と視線をコントロール。
全開・全閉・上下の割合など自由な位置でとめれます。
昇降タイプのカーテンで下から上へも動くのは画期的です。上部から明るい太陽光を入れながら、生活空間を目隠しできます。
 
写真はドラム式の操作部分。
このコード2本が今だ私使いこなせません。
難しいと思うのですが・・・・
使っているうちに慣れるものでしょう。
私のような人の為(?)か、間違った操作をした場合に操作がロックされ、
コード切れなどの故障を防ぎます。   
さらに、スクリーン下降時に障害物にぶつかると自動的に停止します。
プリーツスクリーン フィーユ・・・立川ブラインド工業   

タチカワブラインドのプリーツスクリーンのコードのないものを
「フィーユ」といいます。
全くヒントのないネーミングはどこから?
最近覚えにくい名前が増えているこの業界。
現場で使いながら名前覚えていこうかと思います。
名前はともかく、これいいです。
穴がないので光漏れが減るのはもちろん、何より生地がすっきりと映えます。
もともとジャバラの山谷に穴とヒモきてペアタイプだと更に・・・と忙しかったメカが、
無理なくさらっと粋に決まり、生地選びが楽しくなります。
従来の穴あり品より若干高いですが、
『2013新発売』のこのスマートさ是非比べて下さい。
                              ビジック(VISIC) トーソー
はじめてみた時「なぜ今までなかったのか!」と発想に拍手したメカです。
簡単にいうとロールスクリーンに調光機能をプラスしたメカ。
目隠し生地とレース生地が交互に横ストライプのループスクリーンとなり
ストライプの「重なり具合」で調光。
スクリーンを降ろしたままでちょっとそのストライプ部分をずらすだけで
光を遮ったり入れたりします。
そして全閉するとロールスクリーンのようにコンパクトにおさまります。
このメカは言葉で説明するのが難しいけど、
さわってみると「あっ、なるほどねえ」とすぐに思えるシロモノです。
気になる方は是非さわって見てね。

興味をもたれた方はこちらへどうぞ

      
                              ビジック(VISIC)バーチカル トーソー
バーチカルと名前がついているので紛らわしいけれどロールスクリーンの進化版です。
ですが、縦ストライプの感じがバーチカルっぽく見えるって事でしょう。
上下の開閉+レースで上記のVISICの縦バージョン。
前生地と後生地が左右にずれての調光。
左の写真で裾ウエイトバーが2つ揃ってるのとずれているのがわかりますでしょうか。

コンパクトに納まるのを見るとやっぱりロールスクリーンの仲間なんだと確信します。

珍しいものや新しいものがお好きな方にもオススメです。
  
                           ビジック(VISIC)シーズ トーソー
写真イマイチ失敗してますけど、またもやビジックの進化版シーズ。
レーザーカットでより個性的に。全5デザインのこれは「TYPE5」。
光の入り具合が複雑になっていて思わず「おおっ〜」と声が出ます。何度も動かして確認したくなる視覚マジック。
ロールスクリーンもここまできたか。
サイズ制限などは通常のロールより厳しくなりますけど面白いでしょ。
  
                              シルエットシェード 日本ハンターダグラス
レース地とレース地の間にドレープ生地が渡っていて、
ブラインドのような調光とロールスクリーンのような巻き上げ機能を併せもったようなスタイル。
ハンターの人気一番のメカです。
良くできたメカだなと今でも動かしながら思います。
  
シェードやブラインドと違って、全開した時ロールスクリーンのようにくるっとコンパクトに上部に納まるのが特徴です。
巻き上げ途中では羽根は垂直にできないので、
光を入れたい場合は完全に下までおろしてから羽根を動かし調光します。
これわかった気でいてけっこう勘違いしちゃうところなので、やっぱり実物動かしてみて欲しいです。
 
右が羽根が垂直にして光を取り入れてます。左は羽根を寝かせて視線遮断してます。
閉じると98%、開けても63%の紫外線をカットできます。
 
CGみたいですが現物の羽根の形状のアップです。
ハニカムシェード(デュエットシェード )日本ハンターダグラス
ハニカム(蜂の巣)構造の保温・断熱性により夏は涼しく冬暖かい省エネ効果を発揮します。
さらに他のメカではなかなか見られない視線コントロールにより、見られるストレスを解消します
デュエットシェードのトップダウン型はシェードを上部から開閉。
たたまれたシェードは下にたまります。
太陽光は欲しいけれど向かいの窓からの視線は遮りたい。
遮光タイプもあります。蜂の巣が2層になっている「アーキテラ」もあります。
セルサイズは3/4インチと3/8インチ。単位は6角形の1辺の巾です。
この単位、正直わかりにくいです。
デュエットシェードのライトライズ型はコードがなく
ボトムレールにハンドルがついていて直接手で昇降します。
操作は驚くほど軽いしスムーズ。
おのずと大きなサイズは作成不可(2200×2100が限界)
ですが、使い勝手からもこの位で充分かと。腰窓がおすすめ

グッドデザイン賞受賞というのもうなづけます。
ハニカムシェード(シェルシェード) ルーセントホーム
日本進出して日が浅いですが、あちこちで名前を聞くようになりました。ハニカムの特性は上記ハンターのデュエットシェードと同じです。
コチラの方が価格が少々安い。カラフル色が豊富なのも魅力です。セルサイズは25mmと38mm。たたまれた時の巾です。
セルサイズの単位がメーカーによって違っているので比べにくいですよね。
これはトップオープンタイプで上部を開ける事ができます。操作はシンプル。右コードで下のバー、左コードで上のバーが動きます。
それぞれのメーカーでできる事が微妙に違いますので是非ご相談下さい。
 
  
  
                          ルミネットシェード 日本ハンターダグラス
  
光を自在にコントロールしつつ、プライバシーもきちんと確保。
羽根を閉じると98%以上、開けても55%以上の紫外線をカットできます。
バーチカル類はどれもこのたまり(たたみ巾)があります。
メーカーやスタイルによって違いますのでだいたいのたたみ巾を事前に確認しておいた方がいいですね!!
  
  
                        ウッドバーチカル ナニック
まだまだ人気のバーチカル(縦型)ブラインドの木製タイプです。
価格・重さ・タタミ代。どれをとってもワイルドです。
ウッドブラインドと同じ62色に対応してるので、微妙な色合いがあるのが嬉しい。
広い間口に整然と並んで動くサマがかっこいい!!
   
 これが羽根の曲がり、そり、ねじれ防止のヒンジ分割。
ナニックの特徴でもあります。
ルーバーの丈により分割数はかわります。
羽根のサイズは巾90mm・厚さ5mm。



これが標準のコードチェーンです。
標準でこれって何か得した感じしませんか?
細部にコジャレてるのってうれしいですよね。
写真は2台分なのでたくさんあるようですけど、
白いおもりがついてるコードが開閉操作用、
ウッドのかわいい飾りの2本が角度操作用チェーン用です。



コード・チェーンだと重さを感じるサイズも
クランクハンドルタイプだとラクラクです。
ブラインドの開閉とスラット角度の回転をこれ1本で操作します。
使わない時は左の写真のように伸ばしておけば
目立たずスマートです。
ストリングス バーチカル マナ・トレーディング
ストリングスカーテンというヒモ状のものは美容院などで見かけた事あるかもしれませんが、これはそのバーチカルバージョンです。
軽い空間的な間仕切りといったところ。全5色。
1本1本が平べったいヒモで今までストリングス系の中では絡みづらいです。
これなら全開しなくてものれんのように出入りはしやすいですね。
もしかして、その使い方間違ってるのかしら。
 
                        ウィンターガーデン サイレントグリス
天窓の日よけカーテンは可能スタイルがかなり限られてきます。一般的にはロールスクリーン。傾斜があればブラインドも可能です。
ロールやブラインドに比べて高額ではあるものの、好きな生地を選べて大きなサイズも1本で可能。
そしてスマートでエレガントなのがウィンターガーデン。

*ウィンターガーデン:意味は冬季に植物を育てている温室などの庭。温室。

サイレントグリスの固有商品名だと思っていたのですが、東京ブラインドでもドイツのウィンターガーデンがあるので
メカの総称なのかもしれません。どうやらサンルーム的なところの光のコントロールをするものという感じ。
シェードの一種ですかね。
サンルームの傾斜天窓。トップライトシェード。バーのピッチやフラットかウェーブかも指定できます。
これは2600×2100ウェーブスタイルの直線型。 生地メーカー フィスバ
    
  
ブラケット照明にぶつからないように壁から1ピッチ分にストッパーをかけて生地がたれないようにしています。
  
生地にパイプを通してクリップでとめます。
ロールなどではどうしてもサイドの隙間が空くのですが、ウインターはほとんど隙間なくぴったりいきます。


写真の右下の樹脂の部品“グライダー”。
バーのパイプの両端にキャップのように差込み、ランナーの役割も果たしている大事なもの。
両サイドのレールにこの出っ張りが通って可動するわけです。
天窓用のロールやブラインドは作成サイズが1辺2mまでの3,6u〜4u位です。
それ以上の巾や丈ができるのもウインターの魅力。
操作ハンドルは使う時にはクランクに曲がり、クルクル回して使います。
上記のウッドバーチカルのハンドル形状と同じです。 
傾斜ブラインドは操作ポールがブラブラ下がるのが気になりますが、どこまでもスマートなウィンターガーデン。
高いものにはわけがある。
                           経木(すだれ)・・・
懐かしいすだれを現代風にアレンジした粋な窓周りアイテム。
風を通して日差しを避ける夏の優れものとしてはもちろんですが、間仕切り・目隠しとしても利用できます。
天然木・竹材などの素材でスローライフな空間にもぴったり。
ロールスクリーンタイプ
上で巻き上げるロールスクリーン。ファブリックではないので巻きの直径や重量はそこそこあります。
商品のお問合わせJBS
ロールアップタイプ
下から巻き上げるロールアップ。より古典的なすだれの原型に近い形です。
上部前垂れ(バランス)はメカ部分も隠すためでもあるのですが長め自然でいい感じ。
スタイルが同じでも、選ぶ種類でイメージも透け感も変わります。
圧迫のない空間のシキリ・目隠しという存在でしょうか。何だか粋になりますね。
巻き上げた時ロール部分が、バランスにすっぽり隠れてしまうのが、また奥ゆかしい。

商品のお問合わせ立川ブラインド工業
            
 
シェードタイプ
下からたたみ上げるシェードスタイル。
経木は重厚感があります。竹スダレは軽いので少し大きめサイズも作成できます。
上部前垂れ(バランス)は標準です。
商品のお問合わせ
立川ブラインド工業
                         ブラインド・・・
セパレートタイプ
1つのヘッドで操作は左右別々にでき、2台取付けるよりも安い。
1台で作成するには巾広の窓やガラス毎にサッシ割したいような窓にはセパレートタイプで。
   出窓タイプ
2連用と3連用があり、三角出窓、台形出窓などもできます。
開閉操作はそれぞれ別々ですがスラット角度は1箇所で同時にコントロール。
2台、または3台のブラインドを別々に取り付けるより割安です。
   レザーテイストタイプ
アルミ芯にレザー風の合皮を巻いたブラインド。
コードタイプだとウッドブラインドより重量がかかる。
スラットは35mmのみ。ラダーテープ仕様のみ。
写真は本体もステッチもテープもブラウン。
けっこう真面目にかっこいい。
取付直後、合皮の素材のラミネートのにおいが少しあるけれど、
しばらく換気しておけば抜けるので大丈夫。 

商品のお問合わせトーソー
   
                        エグゼウッドブラインド・・・立川ブラインド工業
   簡単に言うと昇降コードを通す穴のないウッドブラインド。
遮蔽性が高まり光漏れやTV・PC画面への光のチラツキも防ぐ。
省エネ・エコの機能面だけでなく見た目のデザインもスッキリ。
今まで穴があるのが当たり前だったので気づきませんでしたが、穴がないだけでこんなにもスッキリスマートになるとは!
そして、スラット交換や汚れの拭き取りもラクになりました。
価格は標準の穴あきタイプよりも少し高くなりますが、価格と見た目を見比べて是非ご検討下さい。
   
                       アフタービート・・・立川ブラインド工業
名前だけだと何だか全くわかりませんが、おしゃれなブラインドって感じでしょうか。
アルミなのですが35mmと50mmの広巾でラダーテープも付けられるし
イメージはウッドブラインド寄りかしら。
その中でありそうでなかったのがこの写真の光を通すフロストスラット(樹脂)。
もちろんクリアの透け透けではなくシルエットが映る位のスリ硝子程度。
リビングや廊下など暗くなりたくない所にオススメです。
オプションで枠色にあわせたバランスを取付けると一体感が出てビルトインされたメカのようです。

                      ロールスクリーン・・・
天窓・傾斜用タイプ
トップライト(天窓)は明るさをとるのに最適なのですが、夏の昼間はキツイですよね。冷房代も無駄にかかってしまうし。
傾斜・水平窓用のロールスクリーンです。両サイドのテンションワイヤーでつっぱる形なのでギュットひっぱって閉め、放すと開く。
  
その操作コードをストッパー金具の右か左の穴に動かすとストッパーが効きます。
使いやすい位置まで昇降コード(プルコード)をのばし、
途中のいくつかのコード受けをうまく設定して取付ていきますが、
できるだけ受けの数は少なく直線でもってこれた方が操作は軽いです
開けた時に操作コードが邪魔になるのでくるくると壁に止める部材も入ってます。
  
ダブルロールスクリーン
ドレープ+レースのダブルシェードの発想でドレープ+レースでダブルロールスクリーン。
見た目通りロール2本分のメカサイズとなりますが、シェードのタタミ代よりはコンパクトではあります。
実は、ロールスクリーン好きは意外と多いのです。気軽さとコンパクトさが魅力なのでしょう。
こんなのもありますっ事でお見知りおきを。
  
レーザーカットタイプ
無地のロールスクリーンに光の遊びが楽しめるレーザーカット。18タイプのデザインカット。そのうちの4タイプはバーチカルにも適応。
画像のカットは「TYPE19」。柄によって色々お約束事が違うのでよくよく確認する事が大事です。
商品のお問合わせトーソー
                         パネルスクリーン・・・
左右に襖のように動くパネルスクリーンは、窓使用はもちろんですが、クローゼットの扉としても活用できます。
これはロールスクリーン用の生地ですが、お好みの生地でも作成できます。
  
レールは2トラックと3トラックを組み合わせていく形なので、2〜6トラックまでとなります。写真は5トラック。
上部はマジックテープ、裾はウエイトバー差込とシンプルなメカなのでパネル生地を変えてイメージチェンジも容易です。
バトン式は通常、先頭に動くスクリーンの裏側に1本取付け、引っ張っていくと何枚かくっついてくる連動式なのですが、
今回は一枚ずつセパレートに動かしたいので1枚ずつにバトンを取付てあります。なので横からみるとバトンがいっぱい。
操作方法では他にコード式があります。

ユニティMGキット トーソー
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