M's Window
高さがある窓や巾が広い窓には電動のカーテンやシェード・ロール・バーチカルブラインドなどがあります。
まだまだホテルや公共の建物のイメージがありますが、近年、住宅でもボチボチみられるようになりました。
これから高齢化にもともなって施設や住宅などもっと身近に増えてくるように思います。
そのせいかわかりませんが、国内メーカーの電動メカも数段進化しはじめてます。
簡単にざっくりと説明してみます。
本格的タイプと簡易的タイプ
電動にも簡易的タイプと本格的なタイプがあります。
ここで主にとりあげるのは本格的なタイプです。
これは配線がむきだしにならず壁や天井の中に隠してしまうタイプです。
電気配線が関係してくるので他の工事とからめて早めにお打ち合わせして計画します。
そして簡易タイプは配線工事がいらず通常の電化製品のようにコンセントにさしこむタイプです。
その為、工事は簡単ですが電気コードがむきだしになり壁をはう仕上がりになりやすいです。
FM式と赤外線式の違い・・・・
FM
受信器が本体に内蔵されているので受信部は露出してません。
よって、リモコンを向けなくても作動します。
電波が強いので障害物があっても大丈夫。
チャンネルで切り替えているので複数台でも誤作動や電波障害はありません。これが長所ですね。
サイレントグリスはほぼFMです。
ただし、高い!割と高額!これは短所ですね。 
赤外線
受信部にリモコンを向けてピッ!とやる方式です。
エアコンやテレビのようだと言えばわかりやすいでしょうか。
長所は簡単に言うと安い!なので国産メーカーはほとんどが赤外線式が主流です。
短所は障害物があると電波が届かない。複数台だと誤作動になったり電気物のそばだと電波障害が起きる可能性があります。
電動シャープシェード
  配線コード(3芯)を事前に出しておいてもらいます。
写真はカーテンボックス内と壁スイッチの場所です。
ここまでは事前に現場監督さんと打ち合わせして
穴の位置などもお願いしておきます。
操作は壁スイッチとリモコンがありますが、電気配線の関係でリモコンだけの場合も少なくありません。どちらにしろリモコンの方が良く使うでしょうけどね。
  ここからはカーテン工事当日の作業になります。
現場にて結線してコントローラー(変圧器)をセットします。
電動は基本的にはメカと生地は別々に搬入されます。
ヘッドレールを取付け、昇降テープをのばします。
裾にウエイトバーを挿入し、シャープシェードの場合は
シェーパーバーを挿入します。

まずはレース側から昇降テープを裏のリングに通し、
ヘッドレールのマジックテープに幕体を貼り付けます。
  
生地メーカー フィスバ


電動メカサイレントグリス

次に手前のドレープ側の幕体を設置。
それぞれの昇降確認やリミッター調整(どの位置で止めるか)などを整えていきます。
この最後の調整がけっこう時間かかります。
事前にきちんと計算して打ち合わせをすればこのようにシェードのたたみ丈がカーテンボックスの中にすっぽり納まるようにもできます。
電動カーテン
  カーテンはレール1本につきモーターがつきます。
ダブルのレールでコーナーなので4つ。
  大きいモーターもカーテンのリターンで隠れてしまいます。綺麗に自然に隠すのもテクニックです。
これも上記と同じサイレントグリスのレールです。
国内メーカーに比べて高額で工事にも手間がかかりますが、細かな指示ができるのが利点です。
最近では国内メーカー電動も手ごろな価格で高機能になってきているので取付使い勝手状況やご予算とに応じてご提案しています。
電動カーテン+電動プレーンシェード

電動カーテンと電動シェードの組み合わせパターンです。
ドレープとシェードのリモコンが違うのでリモコンは2台になりました。
ふと気がつくとこのリモコンはトーソーと表示されてました。
サイレントとトーソーはグループ会社ですが、製品で直接こんなにからんでるってはじめて知りました。


手前の大きなモーター付のがカーテン、サッシ側がシェードです。
このように電動をダブルで取り付ける場合、
カーテンボックスの奥行きは最低230mmは欲しいところです。
写真の現場は250mm。



4m以上又は搬入が難しい時はジョイントになります。
このすきまで配線接続するのです。
生地(前幕)がつくと見えなくなるので問題なし。

ランナーがヒートンのような形なのはなぜでしょうか。
ステンレス製で丈夫です。
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